量子コンピュータの衝撃

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量子コンピュータの衝撃

量子コンピュータの衝撃

  • 作者:深田 萌絵
  • 発売日: 2020/05/14
  • メディア: 単行本
 

「世界を変えるデジタル最終兵器」

本の副題である「世界を変えるデジタル最終兵器」。技術そのものは良いも悪いもないけど、扱う側が良いか悪いかで、兵器になったりする。。。

コンピュータの究極である量子コンピュータまでの経緯、量子コンピュータって何?、量子コンピュータをめぐる覇権など、わかりやすく書いてあります。

いろいろ驚きのある内容の中で、「おっ!」と思った内容

  • トランプ大統領の叔父は物理学者。あるチームの一人。
  • 人民元が事実上「ドル本位制」通貨。そのからくり。
  • ファーウェイを支える企業はある傘下の企業。創業者の多くは浙江・江蘇省系。
  • 日本の「金融緩和+増税」で、得をするのは?

本を読むといろいろ考えたり

新型コロナの発祥(発症)の地の武漢

武漢といえば、みなさんご存知の場所です。「もしかして?」と思って調べると、湖北省でした。ウィキペディアの地図を見て、中国のどの位置か、初めて認識しました。

浙江省と江蘇省

これも「省」だけでは中国の位置関係がわかりませんが、地図を見て、沿岸の地域であり、浙江省は杭州市、江蘇省は南京市があります。上海市はどこの省かと思ったら、中国の直轄市だったんですね。

武漢の位置

武漢には長江(揚子江)が流れています。その途中に南京市、上海市があります。武漢に工場があっても、長江を使って物流を行っています。

武漢はJETRO一押し?

「そういえば世界の情報の番組ないかな?」と思ってYouTubeを見たら、JETROがありました。その中で、以下の動画がありました。


【JETRO】“中国No.1”の成長都市・武漢

2017年3月31日の動画ですが、日本企業の今までの3年の経緯を知りたいところです。

武漢と日本を直接つなぐ空と海の定期貨物便が相次ぎ就航

2020年5月13日の記事です。

headlines.yahoo.co.jp

まさか完全無人というわけにはいかないはず。

クルーの隔離は充分か、クルーは本当にクルー?、抜け道はないか、ちゃんとしてほしいものです。

新型コロナは「モノ」にもつくので、それに対する対応もしっかりしてほしいものです。

関空はゴーンが脱出できた空港なので、抜け道がありそうで不安です。

もっとも、時期的に、遠慮してほしい。

これはどのような経緯で就航となったのか詳細情報が知りたいものです。

新型コロナの時期は海外旅行の前に国内旅行

今はまだ旅行は遠慮する時期ですが、海外旅行する前に国内旅行の活性化がいいと思います。

旅行ついでに、その土地の歴史を知るとか、中小企業を知るとか。

海外では知られていても、なぜか地元では知られていない企業もあったりするかもしれません。

特に世界的に技術力のある企業は、地元の人も注目すべきでしょう。

これから先、技術力のある中小企業も倒産する可能性があるかもしれません。そんなときに海外企業が買収することもあるかもしれません。なんとか国内で支援できるようにしたいものです。

スパコン社長の逮捕事件

「量子コンピュータの衝撃」を読んで、量子コンピュータではないもののスパコン社長の逮捕事件が2年前にあったことを思い出しました。

社長が書いた「エクサスケールの衝撃」という本は、わくわくした記憶があります。

ちょっとネットで調べてみました。

IT系で実績があり、メルマガも発行している中島聡さんの記事です。

www.mag2.com

以下は2019年12月3日の記事です

www.asahi.com

懲役8年ということは2028年まで刑務所ということでしょうか。

もし、事件にならなかったら、日本の量子コンピュータの開発は加速していたかも。

www.businessinsider.jp

記事の中で「Winny金子氏」の話もありますが、天才がつぶされています。

日本の天才がつぶされて、どこかが得することもあるでしょう!?。

 

たまに読書すると、いろいろ考えますね。

ちなみに、著者のメルマガも興味深いです。

foomii.com