タイトルだけで購入した本を、やっと読みました。
まえがきを読むと、
経営者やビジネスリーダーの方々に
読んでいただきたい、とのこと。
もちろん、技術者の方々も。
日経ビジネスオンラインで書いたものを
まとめたものだそうです。
本のタイトル部分は、本書の1章の1節でした。
特に印象深かったものは、以下のようなことでした。
2009年のIT技術者数は、
日本が102万6千人、このうち25万5千人が一般企業に属し
77万千人がIT企業に属している。
米国は330万3千人、このうち236万2千人が一般企業に属し
94万千人がIT企業に属している。
比率でいうと、
日本の一般企業:日本のIT企業=25:75
米国の一般企業:米国のIT企業=72:28
本書の中でも書いてありましたが、
「知られていない」です。
てっきり米国はIT企業の技術者が多いと思っていました。
それから筆者は
「米国のソフト開発が望ましい」
と言っていますが、それは、
内製(自社開発)4割、
外注(他社委託)とパッケージ購入が、
それぞれ3割ずつ
と、なっているから、とのこと。
と、上記のことを考えると、
自社開発の割合が多いから
ColdFusionが普及しているのでは?
と、思いました。
自社開発だったら、トータルコストが低いものが
いいと思います。
それに対して日本の場合は、
外注が多いので、開発言語の決定は
ほとんど外注です。
そうなると、外注として単価の高い言語か
一般的に広まっている言語
ということになります。
今回ColdFusionが日本で普及しない理由が、
ちょっとわかった気がしました。